【社会のレールから外れてピンチ?】学生時代編~大学中退とその後の進路、感じるメリットデメリット

プロフィール

25才で脱サラし、現在は自営業でトレーニングジムを運営して3年目になります。今回はプロフィールの中でも特に人生を左右する決断になったであろう学生時代のお話、特に悩みの多かった大学時代についてと、大学を中退したことに対して現在の28才の時点で感じることやメリットデメリットをお伝えすることで同じ悩みを持っている人のお力になれたらと思っております。まず結論から簡単に申し上げると、辞めてもこうやって自営業者、経営者として楽しく過ごすことが出来ており、収入や休日といった待遇も同世代と同等もしくはそれ以上に得ることが出来たので、あの時悩んだことややめるといった決断は間違ってなかったと感じます!

大学に入学した時に感じた漠然とした不安な気持ち

一般的なルートで人生を送ってきた人がまず一つ目に悩む進路として、高校3年次の進路選びだと思います。それまでは大半の人は何も考えることなく高校に入学するまでのルートを選ぶと思うからです。偏差値55程度のごく平凡な公立高校に通って、スポーツ漬けで3年間を過ごした私は、部活引退後の進路選びに関しては当時興味のあった美容師か、4年生大学の出来るだけ良い大学に進学し、良い会社に就職するといった漠然とした未来しかイメージすることができませんでした。美容師になるために専門学校に行くという決断を高校3年間の中で決めることができ切らずに、今後の選択肢が多くなりそうな4年生大学の出来るだけ偏差値の高いところに行って、まだまだゆっくりと将来のことを考えたいということで大学進学を選びました。この時点で大学に対して、大学でしたいことは決まっておらず、人気のありある程度名前の通っている大学に進学することができました。

大学といえば、サークルに入ってたくさん飲み会をしてバイトに励んでと、そんな中でいろんな経験をして将来やりたいことが見つかればいいかなと思ってましたが、実際そのような生活は自分には合わず将来への不安は増すばかりでした。このまま普通に就職して40年間会社員生活か、、と。そんな中でも唯一楽しかったのが、読書と服を買うことと初めての飲食店でのアルバイトでした。

読書との出会いで気持ちが少しずつ晴れる

人生を変える本との出会い

読書に関しては今までは受験勉強の本しか読んでなかったところが急にビジネス書に代わり、当時とても人気だったホリエモンさんの本や、アップルのジョブズの本、ソフトバンクの孫正義さんの本など、事業を起こして世の中をよりよくした起業家さん達を見ることで漠然としたモヤモヤとしたものが少しずつ晴れることとなりました。自分が求めていたものはこういうものだったのかと。ホリエモンさんも孫さんも大学中退ということでその当時の決断の後押しともなりました。いろんな人生があり、大学を辞めていても成功している人はいること、本を読めばいろんな知識が手に入ること、もしかしたらたくさん本を読めば自分にも起業できるかもしれないということ、ワクワクした感情と未来への希望が復活してきました。

ゼロ 堀江貴文

何もなかった自分に勇気を与えてくれた一冊。

”なぜ一歩づつ挑戦しないのか。ひとつづつ小さな成功体験を足していくしかない。何もない自分に小さな1を足していく。”

7つの習慣

7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー

初めて読んだ自己啓発本。有名どころということでどんなおすすめサイトにも出てくるので読んでみた一冊。1章の主体的に生きるという項目だけでも当時の自分にはとても突き刺さる内容でした。簡単には読みづらいですが手元にあると人生の中で悩んだ時に何度も読み直せるバイブルになるかなと思います。取り急ぎ3章まで読んで自分を高めるベースを作ることをお勧めします。

金持ちお父さん貧乏お父さん

これもまた起業を目指す大学生向けの本としてリストアップされていたので読んだ一冊。会社員を目指すことしか選択肢がなかった大学生の頃の自分には衝撃の内容でした。会社員としてしんどく働き続けることをラットレースと表現し、そこから抜け出すには出来るだけ早く自分のビジネスを持ち労働階級を抜け出し、投資家や経営者を目指すことがお金と自由を手にする手段と書かれていたからです。当時将来に漠然と悩んでいたことが言語化されており、ずっと働かされるのが自分は嫌で、理想のスタイルは自分のビジネスを持ち、お金と時間にゆとりを持ち、社会に貢献しながら人生を楽しむことだと明確に意識づけを行う事ができました。

アルバイトを頑張ることで生きている心地がした

生きている心地がしたというと変な表現かもしれませんが、大学生活は本当に自由で遊べたので逆に何故か生きている心地がしなかったです。そこにはなにか欠けていたのかもしれません。人の為になっているという感情でしょうか、それがアルバイトを頑張ることで充実した気持ちになり、大学生活のモヤモヤした感じを吹っ切る2つ目の要素となりました。

運動との出会い

また漠然とした不安の原因として、大学に入学してからすっかり運動しなくなったことが考えられました。漠然とした不安にはそれに至る原因があるのではないかと模索していたところ、運動不足によるセロトニン量の減少というところに行きつきました。そこで市営のジムに通いだし、ウエイトトレーニングと有酸素運動を30分ずつ程度を行ったところ、気持ちの面でもかなりの改善がありました。これはとても理にかなった方法でした。ここで将来自分が経営することとなるジムや運動との出会い、運動の素晴らしさを初めて見直すこととなります。

今28才になって感じるメリットデメリット

大学中退を考えることはとても不安で大きな決断でした。今まで順当なルートを歩んできた自分にとっては初めて経歴に傷をつけてしまうような気持ちで、この傷があるともう就職は出来ないのかなとか今後もコンプレックスになるのかなとか、友達とか今後の人生に携わる人にはどう説明したらいいのかなどなど、、沢山悩みました。でもそんな悩みも、今となっては良い決断だったと心から思います。

メリット

・決断をすることでモヤモヤとした気分がとてもスッキリし、したいことに集中できた。

・大学に行かなくていいので自分の時間が増え、また改めて将来のことをゆっくり考え直すことができる

・一度は大学に入る学力があったことは認められるので、無駄にはならない

・敷かれたレールから踏み出して偉いと褒められる

・it系起業家は大学中退の経歴が多いので日本の大学を中退する決断をしたことを逆に良く思われることがある

・意外と中退仲間が多い

・就職の選択肢は中退しても多い

・就職の募集要項に大卒とあっても、直接聞いてみれば応募可能なことが多々あった

デメリット

・大学を卒業していればどんな未来があったのかと考えることがある

・大手企業や堅い企業を目指しているのであれば新卒や経歴に大学中退があると入りづらいので注意

・なんで辞めたの?と聞かれることは多々あるので納得のいく説明を用意しておかないといけない

実際どんな進路を選んだか

大学は後期から休学し、後期の期間に関してはアルバイトと自分の人生について考えることに費やしました。その結果、当時大好きだったアパレルに関わりながら働き、将来起業したいという思いを大切にし、1年次後期の終了後に退学、当時アパレル最大手であった株式会社ワールドストアパートナーズに入社し、アパレルの販売員として製造から小売業、接客販売や店舗のマネジメントを学びながら貴重な3年間を過ごすこととなりました。

結論

私の場合は、進路が起業を目指してたこともあり、問題と感じたことはほとんどなかったです。就職を目指していたり、学歴を大切にするコミュニティに属している場合は改めて考え直す必要があるかなと思います。どちらを選ぶにせよ、まずは自分のしたいことやライフスタイルを明確にし、それにあった進路や活動方針を決めることが大切と感じます。


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